抜群の透明度と南の島の太陽が生み出す“美ら海”

ときに50mを超えるといわれる沖縄の海の透明度。
世界屈指の透明度の海に潜っていると、水がきれいというより“無い”みたい。
究極の浮遊感を味わえる。

そんな抜群の透明度と南国の太陽が生み出すのが、美しい、沖縄の“色”。
船上から空を見上げれば、雲ひとつないスカイブルーがどこまでも。

視線を落として外洋を見やれば、水平線を境に紺にも近い深い色、インディゴブルーの海がはるか彼方まで広がり、
浅瀬に目を移せば、元気なサンゴ礁がエメラルドグリーンに覆われている。

海へ飛び込み、潜ってみれば、強烈な日射しは青を消し、水面から水底がはっきりと見えるほど水は澄んでいる。
潜降は気をつけないと、耳に圧力を感じてはじめて「結構沈んでいる」ことに気づくほど、水の存在を感じさせない透明度だ。

着底してぐるりと見渡すと、深みのある濃い青色=ワイルドな紺碧の海が広がり、それでいて透明度が良いのでどこまでも先が見通せる。
ドロップオフから見下ろすと、青は次第に深みを増し、やがて終わりのない水底へと吸い込まれていく。
そのブルーのグラデーションがまた何とも美しい……。

沖縄の透明度と太陽が生み出す“美ら海”は、環境によって変化するが、すべてが美しさに満ちている。
なぜ、沖縄の海は透明度が高いのか? なぜ、沖縄の透明度は高いのか。
ひとつ大きな理由は、赤道直下から北上してくる暖流・黒潮の影響を強く受けていることだろう。
プランクトンなどの栄養分が少ないので、濁りもなく透明度が上がるのだ。
また、光を良く通すので、沖縄の美しいサンゴや白砂などの地形に反射して、船上から見ると、明るく、そして美しい、琉球ブルーを創りだす。

また、全体として、生活用水の影響が少ないことや、石灰岩の地層が水を濾す役割を果たすなどの理由もあるが、沖縄でも場所、環境によって透明度の差は大きい。
都市部や内湾の海は透明度が落ちるし、川がなく、琉球石灰岩の地層である宮古島の地形スポットなどは、比較的大きな島にもかかわらず、透明度が高い。

ストレスフリーな気持ちのいい海

見上げると、船底がくっきり見えるほどの透明度
ストレスフリーの美ら海 ダイビングのストレスの原因はいろいろあるが、水温と透明度の要素はかなり大きい。
さらに、本州に比べて装備も軽装で、水中ではグループやバディを見失うことも少ない。
そんな沖縄の海なら、ストレスも少なく、ビギナーでも、Cカード講習でさえも楽しめるはずだ。
“潜りやすい”というキーワードも、沖縄の海の大きな要素だろう。
フォト派も満足のブルーバックの海 透明度の良い海では、魚が探しやすいのはもちろん、美しいブルーバックの写真が撮れる。
大物をシルエットで撮るもよし、美しい暖色系の被写体を撮るもよし、撮影の幅が広がるだろう。

体が透けているキンメモドキやスカシテンジクダイは、太陽光にキラキラ煌めき、見ているだけで気持ちがいい。
純白の白砂が広がりサンゴも元気。
周囲をトロピカルフィッシュが舞い、高水温で、どこまでも抜ける透明度。
思い描いた楽園は沖縄の海にある。

Photo by Takaji Ochi

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