世界に誇るジオグラフィックな海

世界中のダイバーに、“Geographic” な海として知られる沖縄の海。
“Geo-” はギリシャ語の“地球” に由来する。
サンゴが隆起し大地を作り、海が大地を削って造り上げた沖縄の島々では、
まさに、地球のダイナミズムを感じるスポットがいっぱい。
その究極が、ケーブやホール、カバーンなど、いわゆる“地形ポイント”で、冒険心を刺激するダイビングが楽しめる。

石灰岩が荒波に削られてできた神殿のようなケーブ

巨大なケーブに飲み込まれるように進んでいくダイバーたち。究極の大冒険!
沖縄を代表するケーブ&ホールの海といえば宮古島 ケーブやホールなど、多くの地形スポットが集まる海として特に有名なのが宮古島。
サンゴが隆起してできた宮古島は、浸食されやすい石灰岩のため独特な造形を生み出し、世界屈指の“地形”の海として知られている。
そんな宮古島にあって人気№1の「アントニオ・ガウディ」。
自然を賛美し、“独創の傑作”と讃えられる作品群を残した、スペインの建築家アントニオ・ガウディから名づけられたこのスポットは、沖縄の歴史と自然が創った造形美の傑作。

ケーブの水底から見上げると、6つの穴が同時に見える
(アントニオ・ガウディ)
水深20m付近の、地球にぽっかりと口を開けたホール入口へ進入し、水深30mオーバーの水底からメインホールを見上げると、6つのブルーホールと青のグラデーションが美しく幻想的だが、見方を変えると笑った顔にも見えてどこかユーモアだ。
「アントニオ・ガウディ」はひとつの象徴で、宮古島、そして、沖縄には、ポイントの数だけ、名前に込められたストーリー、光と地形の演出がある。 それぞれのホールやケーブで、光の角度や強さ、造形など、すべてが絶妙のバランスの上になりたっていて、“神様が残した芸術”とはよく言ったものだ。

ケーブスポットの中にはエアドームと呼ばれる場所があり、
そこは天然の鍾乳洞

ケーブ(地形)スポットの楽しみ方5

1.ベストなタイミングを狙え! ケーブやホールに射し込む太陽光は、季節や時間によって異なる。
各スポットによってベストな光の角度はそれぞれだが、一般的には、太陽光が最も強い夏の一番高い位置にある時間帯が狙い目だ。
ベストなタイミングを狙ったり、何度も潜って、別の季節にも潜って比較してみるのもおもしろいだろう。

2.海中に潜むビースト!? きょ、巨人に食べられる! と思いきや、これは地形がビーストに見える通称ビーストキャニオン。
海底に潜む奇岩は、人の顔、動物の姿、モンスターなどなど、いろんなものに見えておもしろい。
「~に見える!」を探すのも地形ポイントの楽しみのひとつ。

3.光の芸術を撮影してみよう! ケーブやホールに潜ったら、ぜひ、太陽光とライトを上手に使って、神秘的な写真を撮ろう。ダイバーがライトを持って写真のワンポイントになるのは定番だが、光と遊ぶ裏技をひとつ。
写真のように、マスクから強烈な光を放つことができる!?
いえいえ、これはマスクに太陽光が反射する一瞬を撮影したもの。
ダイバーが首をゆっくり上下させ、撮影者が光る一瞬を狙ってシャッターを切るとこんな面白い写真が撮れるのだ。

4.天然の保冷庫!? ケーブの中の美味しい泡盛 ケーブやホールのポイントは、暗くて、
水温を一定に保てる天然保冷庫。
泡盛をしばらく寝かせておくとおいしくなるんだとか!?

5.ケーブの中もフィッシュウオッチングがおもしろい! ケーブといえば、神秘的なワイドなシーンを思い浮かべるが、暗闇を好む生物をウオッチングしたり、ケーブならではのマクロな楽しみ方もできるのだ。
例えば、ケーブの天井には水たまりならぬ、空気だまりがあり、生物を鏡のように写すと、こんなおもしろい写真が撮れる。
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Photo by Takaji Ochi

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