大物を狙え!

赤道直下から北上してくる、世界最大級の暖流・黒潮。
美ら海水族館のメインスポットが“黒潮の海”ということからもわかるように、沖縄の島々は黒潮の影響を色濃く受けている。

水温も透明度も高いこの暖流の恵みは、沖縄に「サンゴの楽園」、「美ら海」という称号を与えているが、
さらに、「大物の海」としての顔も持つ。
潮通しのよいダイビングポイントでは、海流に乗ってやってくる海の大物に会えるチャンス!

水温と透明度が高い黒潮の特徴は、まさにサンゴが群生する条件そのもの。サンゴ礁は、豊かな沖縄の海を象徴するシーン

ダイバー憧れのビッグ3を狙え!

着底して見上げると、マンタが目の前でランデブー
ダイバー人気№1の大物といえば、マンタ(オニイトマキエイ)。
水中でマンタと会うには、食事中かエステ中にお邪魔。
中層で、口いっぱい開けて、エサとなるプランクトンをほおばる姿を見られるチャンスは少ないが、クリーニングフィッシュと呼ばれる魚に、体をきれいにしてもらっているエステ中なら、それなりの確率で狙うことができる。
石垣島の「マンタスクランブル」に代表されるような“クリーニングステーション”に着底して待っていると、目の前を優雅にマンタが舞う姿を見ることができる。
運が良ければ、何枚ものマンタが連なる“マンタトレイン”が見られることも。
西表島ほか、各離島の島々でマンタを高確率で狙えるポイントがあり、また、ふいにマンタが登場するなんてことが日常茶飯事なのが沖縄ダイビングの醍醐味だ。

運が良ければザトウクジラと一緒に泳ぐ究極の体験も!
会いにいけるアイドルがマンタなら、ハリウッドスターのごとき、一度は会いたい憧れの大物がクジラ。
船上から、迫力ある野生クジラの生態を楽しむホエールウォッチングは、今や沖縄冬の風物詩(12月下旬から4月上旬)。

座間味や渡嘉敷、久米島など、沖縄本島や周辺離島が有名だが、ホエールウォッチング船ではなく、ダイビングとあわせてウオッチングできるダイバーは、運がよければ、クジラと一緒に泳げるかも!?

ダイビング中にクジラの声が聞こえることもある。
そして、ビッグ3最後は世界最大の魚、ジンベエザメ。
残念ながら、ダイビング中にはめったに会えないが、“遭遇”できたら超ラッキー。
いつか会えることを願って通ってみては……。

ただ、裏技で確実に会える方法も。

読谷村ではジンベエザメとの定置網ダイビングを楽しむことができ、最終手段としては、美ら海水族館へ(笑)。

そして、サメつながりでいえば、冬場の与那国島は、ハンマーヘッドシャークの大群が見られることで知られている。

狙える大物たち

沖縄のカメはフレンドリー。大接近して一緒に泳げることも
高確率で会える海のアイドルの筆頭といえば、ウミガメ。

座間味、渡嘉敷、渡名喜、本島などなど、ウミガメが多いといわれているダイビングポイントでは、ほぼ確実に会える場合が多い。

目の前にギンガメアジの壁が迫る

見上げればバラクーダのトルネード
潮が当たるドロップオフでは、大型回遊魚を狙える。
イソマグロやロウニンアジ、バラクーダ、ギンガメアジなど、大物魚群が目の前で渦を巻くシーンは圧巻!

産卵中のコブシメ
さらに、生態シーンを間近で見られるのもダイビングの楽しみだが、オススメなのが、イカ界の大物、コブシメの生態行動。

大型のコウイカで、春先の産卵~ハッチアウトは、沖縄の風物詩だ。

求愛・産卵の一連の行動の中でも、特にメスを巡るオス同士の戦いは、色がクルクル変わったり、相手と手足を絡めたりと、見ものだ。
その他、バショウカジキ、マダトビエイ、ナポレオン(メガネモチノウオ)などなど、生物相豊富な沖縄では、ダイバーそれぞれが思い描く“大物”のほとんどに会えるチャンスがある。
大物を狙って潜りにいくのもいいが、通って、思いがけない一期一会を楽しむのも沖縄ダイビングの醍醐味だ。
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Photo by Takuya Nakamura

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